「家計簿をつけなきゃ…」と思いながら、結局続かない。
そんな経験、ありませんか?
私もずっとその一人でした。
「数字が苦手だから、家計管理なんて無理」
「お金のことを考えると、心が重たくなる」
「どうせ三日坊主になるし…」
そんなふうに思って、何度も家計簿を挫折してきました。
でも40代になった今、私は少しずつ「家計の見える化」を始めています。
完璧じゃなくていい、ざっくりでいい。
「ゆる家計管理」で、心と暮らしがふっと軽くなったんです。
今回は、数字が苦手な私がFP3級を取って感じたことと、実際にやっている「ゆるい家計の見える化」の方法をお伝えしますね。
家計管理をやりたいけど、できなくてずっと悩んでいるあなたの悩みが、少しでも軽くなると嬉しいです。

「数字が苦手だからムリ」は思い込みだった
実は、私がFP3級を取ろうと思ったきっかけも「数字に弱い自分を変えたい」という気持ちからでした。
最初は不安でした。
お金の資格=計算がいっぱい=自分にはムリ!って思っていました。
でも、実際に勉強してみると気づいたんです。
「そんなに難しく考えなくてよかったんだな」と。
例えば、保険や年金、住宅ローン、積立の仕組み。
知らなかっただけで、仕組みを知ると意外とシンプルでした。
FP3級の勉強は、私の不安を軽くしてくれた資格です。

家計の見える化って、どうするの?
家計管理って、いきなり完璧を目指そうとすると、しんどくなります。
だから私は、「まずは全体をざっくり知るだけでいい」と思っています。
「お金の出入りをちょっとだけ見えるようにする」
これだけでも、安心感が生まれます。
私がやっている「ゆる家計管理」
私は「マネーフォワードME」という家計簿アプリを使っています。
銀行やクレジットカードと連携して、自動で記録してくれるので、「毎日つける」必要はありません。
主に現金で支払いを済ませた場合に入力しています。
「今月は食費が多めだったな〜」
「カフェ代がちょっと多かったかも」
そんなふうに、まずは振り返るだけでもOKです。
「娯楽費」を決めておく
私は、カフェや本、ちょっとした贅沢を「ゆとり費」と呼んでいます。
これだけは、使っていいお金。
私が自由に使っていいお金です。
「何に使ったか全部記録しなきゃ」と思うと続かないので、あらかじめ金額を決めておき、家計簿にも入力していません。
罪悪感ゼロです。

家計の「割合」を知っておく
FP3級を勉強してよかったのは、家計の「目安の割合」がわかったことです。
例えば、
- 住居費は手取りの25〜30%以内
- 食費は15%くらい
- 娯楽費(ゆとり費)は5%くらい
こんなふうに「だいたいこのくらい」と覚えておくと、「今月はちょっと使いすぎたかも」と気づけるようになります。
完璧に記録しなくても、大まかに知るだけで“見える化”になるんです。
数字が苦手でも、心がラクになる家計管理はできる
家計の見える化って、「細かく毎日記録して、きっちり管理すること」だと思いがちですよね。
でも、そんなふうに頑張りすぎると疲れてしまいます。
数字が苦手なら、なおさらです。
私が伝えたいのは、「ざっくりでいい。見える化は自分のペースでやればいい」ということ。
最初から完璧じゃなくていいし、できる範囲でOK。
「お金の流れを少しだけ意識するだけ」で、心がラクになりますよ。
さいごに
40代になると、将来のお金のことが不安になりますよね。
老後、子どもの教育費、住宅ローン…。
でも、心配しすぎても動けなくなってしまいます。
だからこそ、「今の暮らし」を少しずつ整えることが、将来の安心につながると私は思っています。
数字が苦手でも大丈夫。
完璧を目指さなくても大丈夫。
私と一緒に、ゆるっと「家計の見える化」、始めてみませんか?
あなたの暮らしと心が、少しでも軽くなりますように。
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