今回は、私が実際に取得したFP3級(ファイナンシャル・プランナー3級)について、
受験のきっかけから、取得して良かったこと・ちょっと残念だったこと
を正直にまとめてみました。
「FP3級って本当に役に立つの?」
「40代からでも取れるの?」
と悩んでいる方の参考になればうれしいです。

FP3級を取ろうと思った理由
私は、40代でサイドFIREを目指し始めたタイミングで
「お金の基本をちゃんと学びたい」
と思い、FP3級の勉強をスタートしました。
それまでは
「貯金は将来のために、なんとなく…」
「投資はちょっと怖い」
と思っていた私にとって、お金の知識=自分を守る力になると気づいたのがきっかけです。
FP3級を取ってよかったメリット5つ
まずはFP3級を取得して得られたメリットから。
1. お金に対する不安が減った
保険・年金・投資・相続…など、
曖昧だった知識が「基本だけでも理解できた」ことで、
将来に対する漠然とした不安が少しずつ減りました。
2. ニセ情報に振り回されなくなった
SNSやネットには「これがお得!」という情報がたくさん。
でもFPを学び、仕組みの基本がわかるようになり、怪しい話に惑わされにくくなりました。
それにより情報の取捨選択ができるようになりました。
3. 家計管理が前向きになった
毎月の固定費や保険料、投資額などを「見える化」するようになり、
「ムダを減らして未来に回そう」と考えられるようになりました。
4. 投資に前向きになれた(つみたてNISA)
投資に不安を感じていた私も、仕組みを学んだことで「少額から始めよう」と思えるようになり、
なんとなく行っていたつみたてNISAの内容を理解でき、安心して投資できるようになりました。
5. 自信につながった
「40代からでも勉強して合格できた!」
という経験は自信になりました。
FP3級にはデメリットもある
お金の基礎知識には優れているFP3級ですが、残念ながらデメリットもあります。
1. 合格=お金のプロ、ではない
FP3級はあくまで“入門編”。
資格を取っただけでは、すべての制度を完璧に使いこなせるわけではありません。
合格したから仕事がうまくいくというわけではなく、
実生活でどう活かすかが大事です。
2. 勉強のモチベーション維持が大変
FP3級にかぎったことではありませんが、
仕事・家事・育児と両立しながらの勉強は、正直つらい日もありました。
勉強したからといって、すぐに生活が変化するわけではないので、
モチベーションの維持が大切になってきます。
3. 周囲にすごさが伝わりにくい
FP3級は教養としての勉強としては最高だと思います。
しかし、周りに理解されにくいことも。
周囲の意見に惑わされず、勉強する目的を見失わないようにする必要があります。
結局、40代でFP3級を取るってどうなの?
正直、「今さら勉強なんて…」と最初は不安でした。
でも、勉強を始めてみると、お金の仕組みって面白いんです。
過去の私は、クレジットカードの仕組みも年金のこともよく分かっていませんでした。
でも今は、「知らないままの不安」から
「少しずつ分かる安心感」に変わっています。
40代は、ライフプランや老後資金について考え始める大事なタイミング。
「お金のことを知るのが遅すぎる」
ということは、絶対にありません。
さいごに
FP3級は、難関資格ではありません。
でも、日々の忙しさの中で
「未来の自分のために勉強する」という選択をした自分に、
私はとても満足しています。
もし今、あなたが「取ろうか迷っている」なら、勉強することをおすすめします。
お金の不安を少しでも減らして、心に余白を作りたい。
そんなあなたの背中を、私がそっと押せたならうれしいです。

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